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自宅で美味しいコーヒーを飲みたい!
そんなあなたはまず、コーヒーの基本的な淹れ方であるハンドドリップを試してみましょう。
ハンドドリップは基本的な方法で多くのカフェでも採用されています。
正しいハンドドリップの知識があれば、きっと美味しいコーヒーを飲めるようになるでしょう。
ということで今回は、自宅でコーヒーを淹れてみたいという方に向けて、ハンドドリップの基礎を解説します。
最低限用意するもの
ハンドドリップで最低限必要なものは以下の 3 つです。
ドリッパーとフィルター
注ぎ口が細いコーヒー用ケトル
デジタルスケール
ハンドドリップはコーヒー豆とお湯のバランスが重要
コーヒー豆とお湯それぞれのバランスは、コーヒーの味わいに対して非常に重要なパラメーターです。
より細かな技術もありますが、ここさえ間違えなければ大きく失敗はしません。
そのためコーヒーを自分で入れたいという人は、安物でもいいので料理用のデジタルスケールを用意しましょう。
私の場合は、コーヒー豆とお湯の量がだいたい 1 : 15 くらいの比率になるようにしています。
コーヒー豆が 10 g であれば、お湯は 150 ml 使用するイメージです。
実際にこの配分で淹れてみて、好みに合わせて調整するのが良いでしょう。
濃いと思ったらお湯を増やし、薄いと思ったらお湯を減らすイメージです。
自分にあった配分を探してみてください。
コーヒー粉はドリッパーの中で平らにならす
挽いたあとのコーヒーの粉、ドリッパーへ適当に入れていませんか?
コーヒーを美味しく淹れるコツは、むら無く均一にお湯を行き渡らせることです。
ドリッパーに適当に粉をセットすると、偏りや凹凸によってお湯が全体に広がりにくくなります。
仮に片側に大きく偏っているような場合、コーヒーを抽出するどころか、素通りして薄い珈琲になってしまうでしょう。
対策は簡単、ドリッパーを手で軽く叩いてみてください。
数回叩くだけでも、十分平らになるはずです。
美味しいコーヒーが出来上がる簡単なひと手間、ぜひやってみてください。
味わいを左右する蒸らし時間
お湯がわき粉もセット完了、いざコーヒーを淹れる前にもう 1 ステップ準備をします。
それは、コーヒーの蒸らしです。
用意したコーヒー豆の同量から少し多いくらいの量のお湯を、粉全体に注いでください。
豆 10g なら、お湯も 10~20g というイメージです。
その後約 30 秒ほど待ってください、この時間がコーヒーを美味しくします。
この工程がなせ美味しさにつながるのか、それは別記事に譲ります。
しかしこの工程をやるのとやらないのでは味わいが全く異なるので、是非試してみてください。
ちなみに私は蒸らしの工程で落ちてきたコーヒーはすべて捨ててしまいます。
ぐるぐると円を書くようにお湯を注ぐ
コーヒーを淹れるときは「の」の字を描くように、というのを聞いたことはありませんか?
コレにはきちんと理由があります。
先に説明した通り、コーヒーを美味しく淹れるコツはむら無く均一な抽出です。
「の」の字を描く、つまり小さな円と大きな円を交互に描くようにお湯を注ぐと、ドリッパー全体にまんべんなくお湯が行き渡ります。
コレが美味しく淹れるためのコツであり、「の」の字を描くようにと言われる理由です。
はじめはちょっとむずかしいと感じますが、すぐに慣れます。
是非挑戦してみてください。
実際にハンドドリップで淹れてみよう
実践に勝る学びはなし。
ということで、実際にコーヒーを淹れてみましょう。
私が紹介したこと以外にも注意すべき点は実はたくさんあります。
YouTube などで調べてみても、注ぎ時間の秒数、複数回に分けたお湯の注ぎ、抽出にかける時間などなど。。。
極めればキリがないですが、まずは今回紹介したことだけを意識してみてください。
コーヒーを用意する各ステップごとに、ちょっとひと手間加えるだけで格段に美味しいコーヒーが出来上がるでしょう。
家で美味しいコーヒーを楽しもう
今回はハンドドリップでコーヒーを淹れるための基本的なコツを紹介しました。
どれも簡単な一手間ですが、コレをやらないと美味しいコーヒーは淹れられません。
家で美味しいコーヒーを飲みたいという方は、ぜひこれらを参考にしてみてください。
それでは。